音楽プロジェクトは単純に音楽がすき、音楽をしたいってメンバーが集まって活動しています。
その活動内容は子供たちと、長谷にあるものを使って楽器を作り、僕たち、今回協力して下さる美山音楽団と一緒に演奏しようというものです。
8月19日から21日まで活動していました。
楽器作りは主に木琴を作りました。カホンなどのまだまだ新しい楽器もこれから9月に入ると作っていきたいと考えています。
そこから木琴の台となる部分、たたいて音を出す部分をのこぎりで切り出します。
台となる部分は構図にあわせてきればいいだけなのですが、鍵盤の部分はそうはいきません。
音階を半音、一音違わず作るというものはとてもシビアなものです。
木材の切り出した長さはもちろん、材質や、質量も音程には影響します。さらに、長さは一ミリ単位で音が変わってきます。なので、同じ木をかって、同じ長さに切っても、ほとんど同じ音は生まれません。
自分たちで一番低い音を作り出し、それをもとにして、一つずつ一つずつ音程を作っていきます。何度も何度も切っている途中音を聞き、ミリ単位を板のこで調節しヤスリをかけます。
三十分ほどで一つ音程が作れるのですが、一時間かかることもあります。
男三人少数精鋭で、徹夜で挑みました。
何とかできあがり、子供たちが集う朝の学習会におじゃましました。
はじめ学習会の時間は子供たちに勉強を教え、そこから木琴の組み立てを開始しました。
子供たちに自分の木琴に水彩絵の具で絵を描いてもらいました。
そしてみんなの木琴を一緒に組み立てて、音程の微妙さというのをしってもらい、少しだけ練習して解散しました。
本番は9月15日です。皆さん是非お越し下さい。
文 :小倉
写真:西川、上原
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